G大阪・小野忠史新社長「タイトル奪還目指します」山内前社長は無冠に「申し訳ない」

J1のG大阪は14日、取締役会を開き、取締役副社長だった小野忠史氏が代表取締役社長に、強化アカデミー担当参与・和田昌裕が取締役に就任したことを発表した。山内隆司代表取締役社長は退任する。

小野新社長は1961年7月22日生まれの58歳。大阪府河内長野市出身。84年4月松下電器産業株式会社(現パナソニック株式会社)に入社。2019年4月にG大阪取締役副社長に就任していた。

小野新社長はクラブ公式ホームページ(HP)で所信を表明。「ガンバ大阪の理念にある『サッカーを通じて、社会に夢と感動を創造する』を全力で精進して参ります。“人とのつながり”を大切に、クラブを支えて頂く全てのステイクホルダー(ファン・サポーター、自治体、パートナーの方々など)への『感謝の思い』を胸に、5年間遠ざかっているタイトル奪還を目指します。現在、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)で、混迷しているスポーツ界でありますが、この難局を乗り越えるチカラをガンバに関わる皆様と心を一つにして取り組んで参りますので、引き続き熱いご声援を宜しくお願い致します」と誓いを立てた。

また、山内隆司前社長はHPで「大きく経営基盤が変わった中、無我夢中の4年間でありました。この間『常勝ガンバ大阪』にも関わらず、タイトルに無縁であった事、大変申し訳ございませんでした。この場をお借りして深くお詫び申し上げます。後任の小野をリーダーに必ずや『常勝ガンバ大阪』を復活させて参りますので、引き続きの熱き応援宜しくお願い申し上げます」などとあいさつした。

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