Ｊ１Ｇ大阪は１１日、吹田市内でＪクラブと非公開の練習試合を行い、フランス１部トゥールーズから加入した元日本代表ＤＦ昌子源（２７）は４５分間プレーしたとみられ、“Ｇ大阪デビュー”を果たした。

昌子は３バックの一角として出場。右足首を負傷した昨年９月以来約５カ月半ぶりの実戦に「楽しさとしんどさがあった」と笑みを浮かべ充実感を漂わせ、「緩急をつけたドリブルにもついていけた。足首の問題もクリアになってきた」と復調ぶりをうかがわせた。Ｊリーグが４月第１週に再開されれば、Ｇ大阪は４日に川崎戦（パナスタ）が予定されている。昌子は「そこを目指していきたい」と力強く宣言した。

チームメイトも“昌子効果”を実感したようで、ＭＦ倉田は「能力は間違いない。すごい戦力になる。チームを鼓舞する声出しもやってくれる」と語り、ともに最終ラインを形成するＤＦ三浦も「一緒に声を出してくれるので連係もスムーズになる」と大きな信頼を寄せた。

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