G大阪の遠藤、J1最多出場タイ記録…中学生の長男と同じピッチに立つのが夢

サッカーJ1リーグ・ガンバ大阪のMF遠藤保仁選手(40)が23日、今季初戦となる日産スタジアムでの横浜F・マリノス戦で先発出場し、元名古屋グランパスGKの楢崎正剛さん(43)が持つJ1最多出場記録の631試合に並んだ。山あり谷ありのプロ生活の末に達成した偉業に、「この大変さは僕と正剛さんにしかわからない。大先輩の記録に並んで光栄」と喜んだ。

2006年、08年には病気でサッカーができない時期もあった。それでも腐らず、卓越したパス技術と戦術眼で日本代表でも代えの利かない存在に。10年ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会で日本の16強進出に貢献し、代表でも歴代最多の152試合に出場した。

この日、J2時代を含め、23年連続で開幕戦に出場した遠藤選手は、落ち着いたプレーでチームを勝利に導いた。当初は想像していなかった40歳での現役生活。「後悔の連続。でもトータルしたら幸せなサッカー人生」と話す。夢はサッカーをする中学生の長男と同じピッチに立つこと。「体が動く限り、チームにいらないと言われない限り、サッカーをしたい」と力強く語った。

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