G大阪 2年目MF奥野、初の遠征メンバー入り「楽しみたい」
あす23日のリーグ開幕・横浜戦(日産)を控えたG大阪は22日、吹田市内の練習場で最終調整を行った。今季公式戦初戦となったルヴァン杯・柏戦(16日)ではメンバー外となったFWアデミウソン(26)らが戦列復帰する中、昇格2年目のMF奥野耕平(19)が初のトップチーム遠征メンバーに入った。
「まだ出番があるかどうかは分かりませんが、去年1年間、J3リーグで積み上げたものを発揮したい。中盤は戦術的にハード。疲れてきた時、守備の所で相手のやりたいことをやらせない。イージーミスをなくしたい」
本職はボランチ。ハードな守備と運動量が特徴で“井手口2世”と期待される。すでにユース時代からJ3リーグでプレーしていたが、昨年は23試合出場1得点と大きく数字を伸ばした。負傷した時期も含めて「プレー面同様にサッカーへの向き合い方、プロとしての心構えを学べた」と心身ともに成長した。
「正直、落ち着かない部分があるけど試合に入れば大丈夫だと思います。(17年の)U―17W杯でもお客さんは結構、入ってきたので。それまではムズムズしながら、状況を楽しみたいですね」。開幕戦という特別な舞台でのJ1デビューを待ちわびた。