【G大阪】今季公式戦黒星スタート。ルヴァン杯・柏戦、採点&寸評。前半低調、後半圧倒…

◆JリーグYBCルヴァンカップ・Dグループ 第1節 G大阪0―1柏(16日、パナソニックスタジアム吹田)

G大阪は今季初の公式戦となったルヴァン杯・柏戦に0―1と敗れた。立ち上がりから柏にペースを奪われ、前半24分、FWオルンガに決められて失点。その後はペースを奪い、後半にはFW宇佐美が2度の決定機を迎えるなど、チームとしてシュート13本を放ったが、柏GK金のファインセーブもあってゴールは割ることはできなかった。以下は採点&寸評

宮本恒靖監督【4・5】

今季から取り組むハイプレスの出来に不満。J1開幕戦までにどこまで修正できるか。

GK〈1〉東口順昭【5・5】

守備はもちろん、目の覚めるような低弾道のミドルパスを見せるなど、いまだ成長を感じさせる。今季も頼もしい守護神。

DF〈5〉三浦弦太【5・5】

失点は悔しいが、オルンガとの1対1では決して引けを取らないスピードと高さを披露。真のDFリーダーへの進化を期待。

DF〈17〉新里亮【4・5】

G大阪デビュー戦は立ち上がりのミスでリズムを崩したか。後半は落ちつきを取り戻し、オフサイドでゴールは取り消しとなったがセットプレーからの強烈ヘディングも。

DF〈19〉金英権【5・5】

後半は押し込んだ展開の中、攻撃に変化をつけるプレーも。2年目の今季はさらなる影響力の発揮が望まれる。

DF〈4〉藤春廣輝【5・5】

今年も圧倒的な走力は健在で、決定機に絡む場面も。ハイプレス導入の中で試合終盤はやや疲労も感じさせた。

MF〈10〉倉田秋【5・0】

右インサイドハーフで得点に絡むプレーが期待されたが、前半は存在感希薄。左に戻ってから持ち味が戻った印象。

MF〈15〉井手口陽介【4・5】

アンカーで先発もスムーズなビルドアップを展開できず。前半途中でインサイドハーフに移ったが、後半早々に交代。

MF<21>矢島慎也【5・5】

インサイドハーフ、アンカーと試合中にポジションを変え、工夫の中で攻撃を組み立て。決定機は決めたかった。

MF〈14〉福田湧矢【5・0】

ボールを受けた際の落ち着きは、成長の跡を感じさせる。つなぎのパスなど、精度は昨季から継続する課題か。

FW〈8〉小野瀬康介【5・0】

FWで先発し、献身的な走りは見せたが決定機にはほとんど絡めず。後半途中から右ウイングバックに戻ると、さすがの躍動感。

FW<33>宇佐美貴史【5・0】

自慢のシュート精度にやや誤差が出たか、決定機を決めきれず。エースの不発が勝敗を左右した。

途中出場

MF〈7〉遠藤保仁【6・0】

チームの流れがよくなってきた後半9分に出場。アンカーに入ると、小さな身振り手振りで味方のポジショニングも修正し、リズムを変えるというよりそのままテンポアップさせるようなパスワークで巧みに攻撃をリード。40歳になっての公式戦初出場。まだまだピッチに立つ資格を自ら証明した。

FW<39>渡辺千真【5・5】

後半24分に出場すると、的確なポジショニングで2度の決定機に絡む。ストライカーとしては決めたかった。

MF<29>山本悠樹【―】

期待の大卒ルーキーが公式戦初戦でデビュー。後半43分からの出場で持ち味の一端はみせたが、採点はなし。

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