G大阪復活の鍵を握る昌子、同学年の仲川との対戦控え「完封したい」

14日(土)、都内で2020Jリーグキックオフカンファレンスが行われた。リーグ・アンのトゥールーズからガンバ大阪に加入したDF昌子源が、開幕戦の相手である王者、横浜F・マリノス戦への意気込みや、ガンバ復活への想いを語った。

横浜FMとの開幕戦について昌子は、「強力な3トップを中心に得点力があるチーム。彼らを抑えれば自信にもなるし、昨年は2回とも負けているので、今度はアウェイで勝って勢いをつけたい」と意気込んだ。

昨季のリーグMVP選手である横浜FMのFW仲川輝人については、「同い年ということもあり、彼の活躍は刺激になった。対戦するのが楽しみだし、完封したい」とライバル意識を燃やしている。

1年ぶりに日本サッカーへ復帰した昌子は、「フランスで学んだことをチームに還元できることはたくさんあると思うし、優勝するために来たわけだし、2位では意味がないと思っている。強いガンバを取り戻すためにチーム一丸となってやっていきたい」と語った。

ガンバ復活のためにチーム内にある空気間を変えたいと昌子は言う。2011年から2018年冬までの国内キャリアを鹿島アントラーズ一筋でプレーしてきた彼には、今の違和感を感じているようだ。
「静か。開幕前にしてはふわっとしている」とチームの印象を正直に明かした昌子は、「ミスしてゴールになりそうになっても誰も言わない。『試合でそんなプレーするのか』と思うし、皆で言わないといけない」と主張した。

日本代表で共にプレーした経験のあるGK東口順昭やDF三浦弦太と共に「ピリッとさせるような雰囲気を作っていきたい」と一新に意欲をみせている。

今季の個人的な目標は、「大分の記録(J1最小失点24/2008年)を更新したい。昨年は(セレッソ大阪の)25だった。ガンバならできると思うし、センターバックとして貢献したい」と抱負を述べた。

2014シーズン以来となるタイトル獲得を目指すガンバ大阪に頼もしい男が加わっている。

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