DF三浦、歴史的大敗教訓にリベンジ誓う…18日韓国戦「勝ち切ることが大事」

【釜山(韓国)15日=ペン・種村亮、カメラ・中島傑】日本代表は15日、韓国戦に向けて当地で調整した。韓国との対戦は1―4で敗れた17年大会以来。当時、先発していたDF三浦弦太(24)=G大阪=は歴史的大敗を教訓にリベンジを誓った。

今大会と同じく、2年前も連勝で迎えた韓国戦。三浦は、開始3分で先制点を奪ったことで歯車が狂ったと振り返った。「PKを取って『いけるかな』というフワッとした雰囲気が流れた。そういった甘さが球際にも出て、こてんぱんにやられたイメージがある」。10分後に追いつかれると、そこからズルズルと3失点。38年ぶりに韓国から4失点を喫した。2年前にハリルホジッチ監督が率いた時も海外組は不在だったが「フルメンバーで戦っても勝てたかは分からない」という弱気な発言が不興を買い、日本協会がロシアW杯直前の解任を決断する伏線になった。

当時はGK中村、MF井手口も先発していた。「あの経験を生かさないといけない。90分間油断することなく、。練習から(若手への)声かけもやっていきたい」。苦い経験をチームで共有し、ライバルとの一戦に臨む。

◆2017年E―1選手権・韓国戦VTR 日本は第1、2戦と連勝し、引き分け以上で優勝が決まる状況で対戦。前半3分にFW小林悠のPKで先制したが、同13分に同点に追いつかれると同23、35分と立て続けに失点。後半24分に直接FKを決められダメ押しされた。国内での屈辱的な大敗に、試合後は当時チームを率いていたハリルホジッチ監督に「辞めろ」などとブーイングが飛んだ。

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