【G大阪】4年連続無冠…来季に向けた補強ポイントは? 松波強化部長が明かす

G大阪は9日、大阪府吹田市内のクラブハウスで解団式を行った。今季はリーグ戦7位に終わり、4年連続の無冠で終了。松波強化部長は「順位には満足していないし、まだまだ上にいけるチーム。反省すべきところはしなければいけないシーズン」と語り、来季に向けての補強戦略などを明かした。

まず補強ポイントについては、センターバック、アンカー、右ウイングバックを挙げた。3バックは終盤戦にかけて菅沼、三浦、金の3人で固定されたが「層を考えると必要な部分」と説明。すでに川崎DF奈良にオファーを出している。また今季は主に遠藤が務めたアンカーは、来季40歳を迎える司令塔のフル回転は厳しいとみて「さばけて、守備もできて、というところは必要な部分」と、新戦力の補強を狙う。現在、FCソウルの韓国代表MF朱世鐘(チュ・セジョン)にオファー中。またMF小野瀬が横浜Mからオファーを受け、流出の可能性がある右ウイングバックも補強の必要性を訴えた。

また同部長は、今季は期限付き移籍により、他クラブでプレー中の選手についても一部言及。J2京都で今季17得点を挙げたU―22日本代表FW一美については「今、話をしている途中。試合経験となると、もう一年外で、という考えもある」と語り、本人の意向も聞いた上で判断する考え。またF東京に期限付き移籍中の元韓国代表DFオ・ジェソクについては「ガンバに在籍が長い選手で、日本語も話せるし、経験も多い。いろんなポジションもできるし、選択肢としてはうちは残っています。うちとしては、いてほしい選手」と復帰の可能性があることを明かした。また長崎FW呉屋については、柏への移籍が決定的になっている。一方、この日元スペイン代表MFスサエタ、MFコンチャ、DF青山の退団が発表となった。

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