【G大阪】3連勝で7位フィニッシュ 採点&寸評
◆明治安田生命J1リーグ第34節 浦和2―3G大阪(7日、埼玉スタジアム2002)
G大阪は浦和に3―2と勝利し、7位で今シーズンを終えた。試合当日朝に日本代表MF井手口が発熱し、代わってMF倉田が先発。前半9分にカウンターからFW宇佐美の今季7点目で先制した。後半一時は追いつかれたが、同19分にコーナーキックのこぼれ球をFWアデミウソンが決めて勝ち越し。さらに同43分、途中出場MF福田のJ1初ゴールで突き放した。宮本恒靖監督(42)は今季を振り返り「本来はきょうのように、3、4、5点とれるようなサッカーを目指していきたいですし、オフに入りますけどいいイメージを持ち続けてほしい」と話した。
以下は採点&寸評
宮本恒靖監督【6・0】
3連勝締め。来季は真価を問われるシーズンに
GK〈1〉東口順昭【5・5】
柏木のFKは触っていただけに悔しい。
DF〈4〉藤春廣輝【6・0】
決定機に絡むプレーも増加。チームの武器に。
DF〈5〉三浦弦太【5・5】
ビルドアップは微妙も、福田のゴールをアシストするロングフィードは見事。
DF〈13〉菅沼駿哉【6・0】
斜めにつけるパスは秀逸。前への強さも出ていた。
DF〈19〉金英権【6・0】
攻守で安定したプレー。来季はシーズン序盤からのフル回転期待。
MF〈7〉遠藤保仁【6・5】
相手のプレスを逆手に取るパスはさすが。いまだこのチームに与える効果は絶大。
MF〈8〉小野瀬康介【6・0】中、外と自在。ひとつ上のステージに上がった気配も。
MF〈10〉倉田秋【6・0】
緊急先発も裏、足元と巧みなプレーで攻撃を最適化。頼りになる。
MF〈21〉矢島慎也【6・0】古巣・埼スタで躍動。決定機を決めていれば言うことなしだった。
FW〈9〉アデミウソン【6・5】
最終戦で2桁ゴールに到達。宇佐美とのコンビネーションは深まる一方。MOM
FW〈33〉宇佐美貴史【6・5】さすがの決定力。来季は20ゴールを期待。
途中出場
FW〈18〉パトリック【5・0】相手が前ががりになった最も力を発揮できる展開。決めなければいけない。
MF〈34〉福田湧矢【6・5】
うれしいJ1初ゴール。動き出し、ファーストタッチとすべてはまった。
MF〈20〉高木大輔【―】
時間短く採点はなし。しかし久々のメンバー入りでも、ベンチから仲間にアドバイスを送る姿などに人間性がにじみ出た。