【G大阪】採点&寸評 大分に逆転負けで残留決められず…宮本監督「甘さがみられた」

◆明治安田生命J1リーグ第31節 大分2―1G大阪(10日、昭和電工ドーム大分)

G大阪は大分に逆転負けを喫し、J1残留を決めることはできなかった。勝てば残留が確定する状況の中、前半11分にFW宇佐美の2試合連続ゴールで先制。その後もペースを握り、決定機を作ったが2点目を奪えず。失点はともにセットプレー絡みと、集中力を欠いた瞬間が失点につながった。宮本恒靖監督(42)は「いいスタートを切った分、甘さがみられたような試合だった」と話した。

以下は採点&寸評

宮本恒靖監督【5・0】

井手口に3バックの一角までプレスをかけさせるなど、大分対策は一定の効果を発揮。しかし選手たちのふわっと感を抑え込めず、交代策も結果出ず

GK〈1〉東口順昭【5・5】

ビッグセーブで可能性はつないだ。2失点は責められない

DF〈4〉藤春廣輝【5・5】

相棒・倉田が不在の中、裏を突くオーバーラップはみせられず魅力半減

DF〈5〉三浦弦太【5・0】

前半はオナイウに格の違いをみせるかにみえたが。小さな小さな隙が、失点につながる

DF〈13〉菅沼駿哉【4・5】

2失点に絡む。マークについたが決められた1点目より、ボールウォッチャーとなったCKからの2点目が痛い

DF〈19〉金英権【5・0】

珍しく自陣でのイージーなボールロストでピンチ招くシーンも

MF〈7〉遠藤保仁【6・0】

スムーズかつ無駄のないパスワークで攻撃を組み立て。フル出場でチーム2番目の走行距離

MF〈8〉小野瀬康介【6・0】サポーターの期待に応え、対面の田中達を封じる守備力で貢献

MF〈15〉井手口陽介【5・5】一瞬の判断で飛び出すプレスの迫力は素晴らしい。もっと周囲に要求し、動かすプレーもみたい

MF<21>矢島慎也【5・5】

遠藤とのダブル司令塔が、パス回しがうまくいった要員のひとつにみえたが…不完全燃焼のまま途中交代

FW〈9〉アデミウソン【4・5】

1アシストも決定機逸が痛恨すぎる。この元ブラジルU―20代表の10番に決定力を望むのは、ないものねだりなのか

FW<33>宇佐美貴史【6・5】久々の“無双”を期待させる先制ゴール。その後もキックの精度はさすが

途中出場

MF〈14〉スサエタ【5・5】

次々とスペースに走り込み、攻撃を活性化させようとしたが結果は出ず

FW〈18〉パトリック【5・0】ロングボールを放り込まれたが、決定機まではつなげられず

MF<34>福田湧矢【―】時間短く採点なし

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