【東京五輪世代の最新序列|DF&GK編】正GK大迫の牙城は揺るがず。オランダで活躍する板倉の地位も堅いか

左ストッパーでは町田が頭角を現わしているが…
来夏の東京五輪に向けたU-22代表は11月5日、キリンチャレンジカップのコロンビア戦(11月17日/エディオンスタジアム広島)に臨むメンバーを発表した。A代表での活動がメインだった堂安律や久保建英らを招集し、森保一監督が「ベストメンバー」と語るスカッドだ。

気になるのは22人の立ち位置だろう。ここではGKとDFについて最新の序列を検証する。

【GK】
◎大迫敬介(広島)
△谷 晃生(G大阪)

◎=レギュラー候補 〇=有力 △=バックアッパー

A代表歴もあり、広島でレギュラーの座にある大迫が、正守護神で間違いない。G大阪U-23で経験を積み、10月のブラジル遠征でのU-20サンパウロとの練習試合でアピールした谷が今回も第2GKを務める。

【リベロ】
〇立田悠悟(清水)
〇渡辺 剛(FC東京)

◎=レギュラー候補 〇=有力 △=バックアッパー

チーム発足時からコンスタントに招集され、10月のU-22ブラジル戦でこのポジションに入った立田の信頼は厚い。ただし、そのブラジル遠征で一気に序列を上げた渡辺もレギュラー候補に挙げられる。当時は右ストッパーを担当したが、原と岩田がいる今回は、中央が主戦場か。

【ストッパー(右)】
〇原 輝綺(鳥栖)
〇岩田智輝(大分)

◎=レギュラー候補 〇=有力 △=バックアッパー

対人能力が高く、鋭い戦術眼を持つ原が有力候補。しかし鳥栖で定位置を掴み切れていないためか、先月のU-22ブラジル代表戦では控えに回っている。9月の北中米遠征(U-22メキシコ戦)で負った左足の怪我の影響を感じさせず、ここリーグ2試合でフル出場している岩田との差は縮まっているか。

【ストッパー(左)】
◎板倉 滉(フローニンヘン)
△町田浩樹(鹿島)

◎=レギュラー候補 〇=有力 △=バックアッパー

今年3月のミャンマー遠征、9月の北中米遠征、10月のブラジル遠征で頭角を現わしてきているのが町田。ビルドアップ能力に優れるレフティで、190センチの長身も魅力だ。もっとも、A代表にも選ばれている板倉の壁はやはり厚い。オランダのフローニンヘンでも定位置を掴み、好調な板倉が、やはり一番手だろう。

U-22コロンビア戦に臨むメンバー
U-22コロンビア戦に臨むメンバーは以下の通り

【GK】
大迫敬介(サンフレッチェ広島)
谷 晃生(ガンバ大阪)

【DF】
板倉 滉(フローニンヘン/オランダ)
渡辺 剛(FC東京)
岩田智輝(大分トリニータ)
町田浩樹(鹿島アントラーズ)
立田悠悟(清水エスパルス)
原 輝綺(サガン鳥栖)

【MF】
中山雄太(ズヴォレ/オランダ)
三好康児(アントワープ/ベルギー)
田中駿汰(大阪体育大)
遠藤渓太(横浜F・マリノス)
堂安 律(PSV/オランダ)
食野亮太郎(ハーツ/スコットランド)
菅 大輝(北海道コンサドーレ札幌
田中 碧(川崎フロンターレ)
橋岡大樹(浦和レッズ)
菅原由勢(AZアルクマール/オランダ)
久保建英(マジョルカ/スペイン)

【FW】
小川航基(水戸ホーリーホック)
前田大然(マリティモ/ポルトガル)
上田綺世(鹿島アントラーズ)

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