G大阪、ホームで意地の勝利…劇的AT弾で札幌下す/ルヴァン杯準決勝第1戦

2019JリーグYBCルヴァンカップ準決勝第1戦が9日に行われ、ガンバ大阪と北海道コンサドーレ札幌が対戦した。

両チームは4日に行われた明治安田生命J1リーグ第28節でも対戦。試合はG大阪が5-0で勝利し、史上4クラブ目となるJ1通算400勝を達成していた。

試合はG大阪が開始早々に決定機を迎える。相手DFの背後に抜け出したアデミウソンがループシュートを放つが、枠をとらえることはできず。札幌も10分、鈴木武蔵からパスを受けたアンデルソン・ロペスが左足を振り抜くが、ボールは惜しくも枠を外れた。両チームとも立ち上がりからチャンスを生み出したが、前半をスコアレスで折り返した。

後半に入り74分、ペナルティエリア内でボールが白井康介の手に当たったとしてハンドの判定に。これにより獲得したPKを宇佐美貴史が冷静に沈め、G大阪が先制に成功した。

しかし、87分に札幌も意地を見せる。宮澤裕樹が頭で後ろに流したボールにキム・ミンテが反応。冷静に押し込み、同点に追いついた。

このまま終了かと思われた後半アディショナルタイム、矢島慎也がエリア内にクロスを供給すると、こぼれ球が倉田秋の元へ転がる。これをダイレクトで蹴り込み、勝ち越し弾を記録。土壇場で勝利をものにした。

試合は2-1で終了。準決勝第2戦は13日(日)に、札幌のホームで行われる。

【スコア】
ガンバ大阪 2-1 北海道コンサドーレ札幌

【得点者】
74分 1-0 宇佐美貴史(PK/ガンバ大阪)
87分 1-1 キム・ミンテ(北海道コンサドーレ札幌)
90+5分 2-1 倉田秋(ガンバ大阪)

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