【G大阪】なぜスサエタを獲得したのか。松波強化部長「ラストスパートをかけるため」

G大阪の松波正信強化部長(44)は9日、元スペイン代表MFマルケス・スサエタ(31)を獲得した理由を明かした。ビルバオで12シーズンにわたり、主にサイドMFとしてプレーしてきたスサエタ。同強化部長は「サイドにパワーを加える、いろんな人材が欲しかった。前線はアデミウソン、パトリック、宇佐美、(渡辺)千真とそろい、得点力は期待できる中で、チャンスメークできる選手が欲しかった」と説明した。

スサエタのプレーを映像等でチェックしたという同強化部長は「クオリティーが高くて、ハードワークもできる。そこまで点数をガンガン取るタイプではないけど、目立たなくても黒子に徹することができるところも魅力。今シーズン、ラストスパートをかけるために。試合数はちょっと少ないかもしれないですけど、十分力になる」と分析。現在チームが採用する4バックならサイドハーフ、3バック時ならウイングバックでの起用が見込まれる。

スペイン国内外を含め、数多くのオファーの中から、G大阪行きを選び、今シーズン終了までの短期契約。松波強化部長は来季以降については「パフォーマンスを見て、というところです」と語り、14位と低迷しJ2降格の可能性もあるリーグ戦、ベスト4に進出して4年ぶりのタイトル奪取がかかるルヴァン杯での活躍を期待していた。

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