【G大阪】必要なのは「疲れた状況でも枠内に飛ばす力」健太監督分析 スポーツ報知 8月12日(水)18時40分配信

G大阪の長谷川健太監督(49)が12日、0―3で敗れたスルガ銀行杯のリバープレート戦(11日・万博)を振り返り、南米王者との差をあらためて分析した。

試合後に「決定力の違いが結果に直結した」と語っていた指揮官。この日は決定力という言葉を「疲れた状況の中でも(ゴールの)枠内に飛ばす、狙ったところに蹴る力」と言い換え、日本サッカーにとって向上が必要な部分と語った。

前夜の試合ではシュート数は両チームとも12本。リバープレートは1点目のPKをのぞいても、きっちりと2本のシュートを決めたが、G大阪は何度も訪れ た決定機で、ことごとくシュートが枠外に外れた。地球の裏側から来日し、初めて戦う万博のピッチで決めきったリバープレートと、日本代表から戻った直後で この試合に途中出場したMF倉田、DF藤春をのぞけば十分に準備期間もあったG大阪。その差は明白だった。

相手との差を認めた上で「勝負にこだわって戦ったので、負けは本当に悔しい。でも悔しいと思えるのは、そこまで差はないと感じたから。リーベル(リバー プレート)は南米のトップですけど、欧州のチームはもっと上。まずは南米のレベルにJのクラブが勝てるようにならないと」と指揮官。あらためて今後の戦い の中で、チームのレベルアップをはかることを誓っていた。

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