【J1展望】G大阪×広島|ガンバは井手口が即スタメンで布陣変更か? 広島も新戦力のメンバー入りが有力

G大阪――井手口スタメンでシステム変更の可能性も。
J1リーグ22節
ガンバ大阪 - サンフレッチェ広島
8月10日(土)/19:00/パナソニックスタジアム吹田

ガンバ大阪
今季成績(21節終了時):13位 勝点25 6勝7分8敗 27得点・31失点

【最新チーム事情】
●広島との契約によりパトリックは出場できない。
●リーズから井手口が完全移籍で加入。広島戦で即スタメンの可能性も。
●広島戦は「ヤット(8・10)の日」でガチャピンが来場。

【担当記者の視点】
直近3試合は負けなしだが、一方で堅守を誇っていた守備陣は2試合連続2失点ずつと綻びが見え始めている。広島戦はシステムを若干変更して臨む可能性もありそうだ。

5月中旬以降は中盤を逆三角形にする3―1―4―2システムを採用していたが、ハードな守備が持ち味の井手口が加入。即先発となれば井手口が最も得意とするダブルボランチになることが予想され、広島と同じ3―4―2―1システムになるかもしれない。パトリックが広島との契約上出場できないなか、渡邉やアデミウソンにかかる期待は大きい。

広島――新戦力のレアンドロ・ペレイラがメンバー入りか。
J1リーグ22節
ガンバ大阪 - サンフレッチェ広島
8月10日(土)/19:00/パナソニックスタジアム吹田

サンフレッチェ広島
今季成績(21試合終了時):5位 勝点35 10勝5分6敗 29得点・17失点

【最新チーム事情】
●レアンドロ・ペレイラがチームに合流し、メンバー入り有力。
●佐々木翔の負傷が回復、G大阪戦でメンバー入りか。
●昨年の大失速のきっかけの場所がこの吹田スタジアム。「セットプレーに気を付けたい」と指揮官。

【担当記者の視点】
7試合連続負けなし、4月以来の連勝とポジティブな流れが広島を包む。心配された佐々木の怪我もそれほど重くなく、今週のトレーニングからチームに合流。新加入のレアンドロ・ペレイラも今節からメンバー入りする見込みだ。

松本に移籍した水本をはじめ、この夏に移籍・退団した選手は5人。ただ、今季はそもそもACLを見据えて人数も多めにチームを構成していたこともあり、「新たな補強は今のところ考えていない」と足立強化部長は言う。そのチーム状況を作ったのは、大きな怪我人がいないという事実だ。

池田フィジカルコーチやメディカルチームの努力によって、大怪我を負った青山が約半年で復帰。E・サロモンソンも慎重な治療によってしっかりと回復。新しい怪我人が出ないような予防と、拙速ではなくしっかりとトレーニングできるような状況になるまで慎重に回復させる方向性が活きている。

夏場は選手たちの消耗が激しい。だからこそ、負傷からの回復と予防をしっかりとやり続けないといけないが、今の広島はそこもうまくいっている。

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