G大阪FW中村がルヴァン杯5戦3発「狙いにいった」

ルヴァン杯プレーオフ第1戦 G大阪 4―1 長崎(2019年6月19日 トラスタ)

U―20W杯に出場したFW中村敬斗(18)が、トドメの1発を叩き込んだ。3点リードの後半14分から2トップの一角として出場。「出場する直前に3―0になった。貪欲にゴールを狙いにいく場面でしたし、狙いにいきました」。37分にDF米倉の折り返しを左足で押し込んだ。

U―20W杯で得た苦い経験が生きたシーンだった。決勝トーナメント1回戦・韓国戦では決定的なヘディングを失敗。4試合全てで出場したものの無得点に終わり「最後まで“入った”と油断しないことが大事だと思いました」と痛感した。それだけに米倉のボールは触らなくても角度的に入っていたが、ゴールラインを割るまで集中力を切らさず。宮本監督も「世界大会を経験した選手は何かが変わって帰ってくる」と目を細めた。

ルヴァン杯は5戦3発。前節のリーグ磐田戦でもフル出場するなどレギュラー獲りへ近づいている。同年代でRマドリードへの移籍が決定した日本代表MF久保建英に注目が集まっているが、日本サッカー界の将来を担う才能の原石は、ここG大阪にもいる。

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