G大阪・高尾、トップチームデビューで攻守に持ち味「結構やれた」

ルヴァン杯D組でG大阪は清水に3-1で勝利した。この試合がトップチームでのデビュー戦となったG大阪DF高尾瑠(22)が90分を振り返った。

「最初は緊張したがすぐに慣れて、やれるなと思えた」

ビルドアップでは中と外のポジションを使い分け、内側からの飛び出しからシュートも放つなど積極的なプレーを見せた。「J1はパワーやスピードが違う」と課題にあげていた守備も無難に対応し、「結構やれた。よかったと思う」と手応えを口にした。

今季関学大から加入。宮本監督も「キャンプから期待していたし、デビューが遅くなった」と話すほど光るものは持っていた。J3のU-23で経験を積ませ、満を持してのデビュー戦。「ペナルティーエリア近くでのスピードや鋭さなど、持っているものは出してくれたと思う」と及第点を与えた。

課題も明確だ。本人が「最後の部分がよくなかった」と話せば、指揮官も「ラストパスの精度を欠いた」。90分を戦い抜いた背番号27は「改善点を突き詰めていって、次につなげていければ」とこの1戦を飛躍の糧にすることを誓った。

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