【G大阪】宮本監督が“三浦外し”決断で、首位と引き分け。採点&寸評

◆明治安田生命J1リーグ第10節 G大阪0―0F東京(4日・パナソニックスタジアム吹田)

G大阪は日本代表DF三浦弦太(24)を、17年の加入後初めてリーグ戦で先発から外し、首位のF東京と引き分けた。宮本恒靖監督(42)は、結果の出ないチームの中で、主将も務めながら本来のパフォーマンスが発揮できていない三浦を「名前でサッカーはできないと思いますし、現状どういうパフォーマンスができるか、というところ」とベンチに置くことを決断した。

試合は三浦に代わって先発したDF菅沼駿哉(28)と、韓国代表DF金英権(29)が、F東京のFW永井、ディエゴオリベイラの強力2トップのカウンターにうまく対応。さらにMF久保には、DF呉らが時に厳しいファウルも浴びせながら守りきった。一方で攻撃はDF米倉恒貴(30)のオーバーラップなどで右サイドからチャンスはつくったが、得点を奪うことはできず。これで6戦勝ちなしとなったが、MF倉田は「今日は体を張ったし、次につながる戦いができた」と語っていた。

以下は採点&寸評

宮本恒靖監督【6・5】

三浦外し、警告の高を前半で代えた判断も吉と出た

GK〈1〉東口順昭【5・5】

キックのミスはあったが、守りは安定

DF〈13〉菅沼駿哉【6・5】

ディエゴオリベイラへの対応は素晴らしかった

DF〈14〉米倉恒貴【6・5】

ハードな守備と攻撃参加でチャンスも演出

DF〈19〉金英権【6・5】

さすが韓国代表というプレーだった

DF〈22〉呉宰碩【6・0】

久保に粘り強く対応し、タスクをこなした

MF〈7〉遠藤保仁【6・0】

時間をつくり攻撃をコントロール

MF〈8〉小野瀬康介【5・5】サイドを積極的にえぐったが、中と合わず

MF〈10〉倉田秋【6・0】

攻守のハードワークでチームを支えた

MF〈28〉高宇洋【5・5】

警告受け前半で交代も、悪い出来ではなかった

FW〈9〉アデミウソン【5・5】

常に脅威を与えたが、ゴールはこじ開けられず

FW〈16〉黄義助【5・5】

エースとして少ないチャンス決めて欲しい

途中出場

MF〈15〉今野泰幸【5・5】

いきなり久保を削るあたりに、らしさを見た

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