【G大阪】今野復帰も3連敗で降格圏目前の15位に…負傷交代のDF藤春は鎖骨骨折の疑い

◆明治安田生命J1リーグ第7節 G大阪0―1浦和(14日・パナスタ)

G大阪は浦和に0―1と敗れ、リーグ戦3連敗で15位に後退した。0―0の均衡した展開の中、後半42分にセットプレーから浦和MFエベルトンに痛恨の決勝ゴールを奪われた。宮本恒靖監督(42)は「相手も人数をかけてゴール前を固めている中で、最後の崩しのひと工夫であったり、質の部分が足りなかった」と、チャンスは数多く作りながら、無得点に終わったゴール前の質を課題に挙げた。

一方でリーグ戦の前2試合で7失点を喫していた守備面は、改善の兆しをみせた。コンディション不良が続いていた元日本代表MF今野が4試合ぶりに先発。0―3と大敗した前節の広島戦後、宮本監督はチームにはびこる「タイトルを獲ったことがあるという心の隙」を指摘していたが、この日は各ポジションで選手たちは高い集中力と体を張った守備を披露。右サイドバックでの出場が続いていた日本代表DF三浦は3試合ぶりにセンターバックに戻り、中央で対人の強さを発揮した。

それでも勝利にはつながらず、リーグ戦3連敗で降格圏が目前の15位に後退。さらに前半ロスタイムに左肩付近を痛めて交代したDF藤春は、鎖骨骨折の疑いがあることも判明した。MF遠藤は「負けてしまったことは悔しい。でも今日は見ている人にとっては、面白い試合だったと思う。今日のようなアグレッシブな戦いを続けていけば、結果につながっていくと思う」と巻き返しを誓っていた。

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