G大阪から武者修行中の21歳一美が初先発で2ゴール!! 闘莉王不在の京都、栃木下し1か月ぶり白星

[4.7 J2第8節 栃木1-2京都 栃木グ]

J2リーグは7日、第8節を行い、京都サンガF.C.が敵地で栃木SCと対戦し、2-1で逆転勝利をおさめた。京都は3月9日の第3節福岡戦(1-0)以来、5試合ぶりの勝利。栃木は今季2度目の連敗を喫した。

試合はいきなり動いた。前半3分、右CKのチャンスにDF福田健介が右足でクロスを入れると、ニアサイドのFW大黒将志がそらし、DF藤原広太朗が豪快なダイビングヘッドで押し込んだ。栃木が幸先良く先制に成功。今季、徳島から加入した藤原はこれが移籍後初ゴールとなった。

京都は3連戦の過密日程で選手を入れ替え、田中マルクス闘莉王らがベンチ外。今季、G大阪から育成型期限付き移籍で加入したFW一美和成が初先発の座を射止めると、起用に応える2ゴールという活躍を見せた。

まずは前半41分、FW小屋松知哉が最終ラインのDF久富良輔にプレッシングをかけ、高い位置でこぼれたボールを一美がおさめる。冷静にGKをかわし、左足に持ち替えてネットを揺らした。

1-1に追いついた京都は後半7分、小屋松が鋭いドリブルでPA内左に侵入。ゴールライン際からマイナス方向にクロスを入れると、ニアサイドの金久保がスルーし、走り込んだ一美が右足ダイレクトで押し込み、2-1と逆転勝利をおさめた。

試合後、インタビューに応じた一美は「絶対にゴールを決めるという気持ちだった」と振り返った。「初先発ということで気合も入っていたし、ここで2得点できたのは自分の中でも自信になりました」。つかんだチャンスで結果を残し、アピールに成功。武者修行中の21歳は「J2リーグで2桁得点を目標にして、チームが勝てるように頑張っていきたい」と高い意識をのぞかせた。

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