17歳・中村敬斗がプロ初弾!G大阪が公式戦18試合ぶりの白星…浦和を4発で粉砕/ルヴァンカップ第2節

14日にJリーグYBCルヴァンカップ グループステージ第2節が行われ、浦和レッズとガンバ大阪が対戦した。

今季ホーム初勝利を目指す浦和が、昨季から合わせて公式戦17試合勝利がないG大阪を迎えた一戦。リーグ戦で未だ勝利がなく不調に喘ぐ両者は、中3日でリーグ戦を控えるなか、主力組を複数起用。浦和はグループステージ開幕戦の名古屋グランパス戦に続いて、DF槙野智章、MF長澤和輝が先発入り。また、名古屋戦で公式戦初出場し、2ゴールの鮮烈デビューを飾った18歳のFW荻原拓也も2試合連続のスタメン入りを果たした。一方のG大阪もMF遠藤保仁、FW長沢駿、FWアデミウソンらがスタメン入り。宿敵・浦和から今季初勝利を目指す。

試合は開始10分にいきなり動く。G大阪は泉澤仁がハーフウェイラインでボールを持つと、FWアデミウソンとのワン・ツーで左サイドに抜け出してクロスを送ると、中央に走り込んでいたFWファン・ウィジョが押し込み先制に成功する。さらに41分、中央付近でボールを持ったMF市丸瑞希が右サイドにロングボールを供給。これを右サイドで受けたDFオ・ジェソクが中にクロスボールを送ると、フリーの長沢が頭で決めてG大阪が追加点を奪取した。

一方の浦和は、序盤に萩原が左サイドからドリブル突破を図るもクロスボールは供給できず。さらには、長澤のスルーパスを武富孝介が右で受けてグラウンダーのクロスを送ると、柏木が押し込むもこれは枠外。結局、G大阪の2点リードで前半を折り返した。

後半に入ってもG大阪ペースは変わらず。54分に長沢駿がこの日2点目を決めてG大阪が3点のリードを奪う。浦和は軽率なミスが続き、G大阪ゴールに迫ることができない。それでも、80分にロングパスから武富孝介が裏に抜け出すと、GKと1対1に。これを強引に押し込んで浦和が1点を返す。しかし、87分にG大阪は17歳の中村敬斗がプロ初ゴールをマーク。

試合はそのままタイムアップ。浦和は1-4で敗れ今季ホーム初勝利を逃した。一方のG大阪は今シーズン初勝利、公式戦18試合ぶりの白星を手にした。

■試合結果

浦和レッズ 1-4 ガンバ大阪

■得点者

浦和:武富孝介(80分)
G大阪:ファン・ウィジョ(10分)、長沢駿(41分・54分)、中村敬斗(87分)

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