Ｇ大阪の高校２年生ルーキーＦＷ中村敬斗（１７）に、レヴィー・クルピ監督が“金言”を贈った。チームは６日、ルヴァン杯・広島戦（７日・パナスタ）に向けて大阪・吹田市内で調整。ルヴァン杯は若手にチャンスに与えるチームも多いため、中村のプロ初先発も期待されたが、クルピ監督は「先発はないです」と断言。「サッカー選手は常に数字を求められるもの。Ｃ・ロナウドが世界ナンバーワンと思われているのはなぜか。それは常にシュートを決めるから。数字があるからこそ、評価されている」と語り、中村にもゴールとを求めた。

今季、クラブ史上初めてユースではなく外部からの飛び級で加入した中村は、Ｊ１開幕の２月２４日・名古屋戦、３月３日の鹿島戦でともに途中出場。鹿島戦では後半２１分には右足でポスト直撃の強烈なシュートを放つなど、早くも存在感を放ち始めているが、まだプロ初ゴールという“結果”は残していない。中村は途中出場の可能性が高い広島戦へ向け「結果を残したいです」。ＦＷ宇佐美、ＭＦ稲本に次ぐクラブ史上３番目の年少記録となる１７歳７か月１０日でのプロ初ゴールに狙いを定めていた。

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