Ｇ大阪が７日のルヴァン杯・広島戦（パナスタ）にベストメンバーで挑む。６日、チームは大阪・吹田市内で調整。Ｊリーグでは３日に鹿島戦を戦い、１０日には昨季王者・川崎戦を控えているため、主力を休ませる可能性もあったが、レヴィー・クルピ監督（６５）は「基本は（３日の鹿島戦から）大きく変えないでやります。今作らないといけないのは土台なので」と明言した。

股関節痛で長期離脱していたＦＷアデミウソンを約半年ぶりに復帰させることは決めたが、鹿島戦から先発の入れ替えは２、３人のみにとどまる見込み。指揮官はその理由を「ブラジルにはこういう言い回しがある。『逃げれば狙われる。立ち止まれば食べられる』。もちろんけがなどの心配はあるが、リスクは承知の上です。土台作りには継続が大切な時がある」と説明。昨季から１５試合勝ち星がないチームを好転させるため、まずは“土台”となるレギュラーメンバーを固定して戦う。

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