「どれだけできるか楽しみ」…井手口陽介、ブラジル再戦で計る現在地

「あの時は本当に衝撃を受けた」

欧州遠征4日目を迎えた日本代表は8日、フランス・リールで練習を行った。MF井手口陽介(ガンバ大阪)は0-2で敗れた、2016年に行われたブラジル戦での感覚をそう振り返った。

ただ、それはリオデジャネイロ五輪を直前に控えたU-23ブラジル代表との対戦だった。今回は酸いも甘いも知るベテランから、新進気鋭の若手まで、サッカー王国ブラジルから選び抜かれたプレーヤーとの対戦だ。井手口は「あれ以上の衝撃を絶対受けると思う」と警戒しつつも、世界のトップとの差を計る絶好の機会と捉えている。

「自分がどれだけできるか。どこが通用して、どこが通用しなかったというのが明確に分かると思う。できなかったところをやっていければいい」

当時に対戦したFWネイマール(パリ・サンジェルマン)やFWガブリエル・ジェズス(マンチェスター・C)はブラジル代表の主力に定着した。あの時から差は縮まっただろうか、それとも広がっただろうか。10日に迫った再戦に、井手口は「どのポジションにも世界トップクラスの選手がいる。その中で自分がどれだけできるかというのは楽しみ」と闘志を燃やしている。

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