G大阪でも代表でも井手口“神話”!ゴール決めれば11戦負けなし

明治安田J1第26節第1日(16日、大宮2-2G大阪、熊谷ス)G大阪は日本代表MF井手口陽介(21)が先制ゴールを決め、終了間際にFW長沢駿(29)が劇的同点弾を叩き込み、大宮相手に2-2のドローに持ち込んだ。首位の鹿島は最下位の新潟に4-2と逆転勝ちし、4連勝で勝ち点を58に伸ばした。2位の川崎は清水に3-0で快勝した。

確かな成長を見せた。G大阪は井手口の先制点などでドロー。ニューヒーローがJでさらなる進化の予感だ。

「代表でのことは関係なく、ゴールを取りたい気持ちはより強くなってる。チームを勝たせたい気持ちが強くなってる」

前半28分、猛スピードでペナルティーエリア内に駆け上がると、右に流れたMF泉沢のクロスは相手DFに当たって井手口のもとに。これを右足ボレーで合わせると、相手DFが足に当ててコースが変わりゴールに吸い込まれた。「あそこはミーティングから空くといわれていた。うまく入っていけたと思います」。かつてはなかったゴール前の嗅覚が増してきている。

しかし後半にまさかの展開が待っていた。5分に失点して追いつかれると、28分にはCKからオウンゴールでビハインド。それでも後半ロスタイムに井手口が左からロングボールを放り込むと、DF三浦が競り、こぼれ球をFW長沢がボレーでたたき込んで同点。何とか勝ち点1をつかんだ。

井手口は2014年のプロ入り後、G大阪だけでなく世代別代表も含め、これで11試合(12得点)9勝2分。先月の豪州戦での国際Aマッチ初ゴールでも勝利に貢献しており、この不敗神話はガンバだけでなく代表でも継続。イングランド2部・リーズから正式オファーが届いており、Jでの活動は残り少なくなってきているが、期待は大きい。

髪の毛を銀色から金色に変え、ピッチでの注目度は増すばかり。伸び盛りの21歳は、まだまだ期待に応え続けていく。

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