【J1採点&寸評】G大阪 0-1 柏|敵地で支配した柏がスピードスターの一発で完勝! G大阪は内容伴わぬ敗戦

G大阪――井手口はチームの心臓と言える働き。

[J1リーグ23節]G大阪 0-1 柏/8月19日(土)/吹田S

【チーム採点・寸評】
G大阪 5
ボールを握っても攻撃の形はほとんど見られず、ミスからカウンターを浴びて失点。内容も伴わない痛すぎる敗戦。

【G大阪|採点・寸評】
GK
1 東口順昭 5.5
シュートストップで何度かチームを救い、さすがの安定感。それでも一発に沈み、悔いが残る結果に。

DF
2 三浦弦太 5.5
強力外国人に手こずりながらも耐え、3バックのセンターから攻め上がりを見せるなど積極性もあった。

4 藤春廣輝 5
快足で左サイドを駆け上がってチャンスも演出。失点シーンは追いついていただけに、もう一歩詰めて防ぎたかった。

6 金 正也 5(90+1分OUT)
守備ではハモン・ロペスを自由にさせなかったが、つなぎで簡単なパスミスが散見した。

15 今野泰幸 5.5
不慣れな3バックの左で対人の強さを見せたが、ポジション的にも攻撃では持ち味が発揮できなかった。

22 オ・ジェソク 5.5(84分OUT)
カウンターを受けるとゴール前まで戻ってクリア。守備での貢献度は高かったが、クロスの精度は今ひとつだった。

MF
7 遠藤保仁 5
リズムを変える縦パスも何度か入れたが、決定機は演出できず。1対1で守備の弱さも目立った。

8 井手口陽介 6
早い攻守の切り替えで何度も相手のカウンターの目を摘み、終盤にはクロスで決定機も演出。セットプレーのキッカーも務め、チームの心臓とも言える存在感を発揮。

10 倉田 秋 5
開始早々の決定機を逸したことが大きく響いた。その後はほとんど見せ場なく終了。バイタルエリアでのアイデアが乏しかった。

G大阪――2、3枚目の交代が遅く、流れを変えられず。

FW
9 アデミウソン 5
前半は起点となってけん引したが、後半は存在感なく終了。ボールロストが失点に直結する失態をおかした。

11 ファン・ウィジョ 5.5(69分OUT)
背後を積極的に狙う姿勢を見せていたが、出し手との呼吸はいまひとつ。完全にフィットするまではまだ時間がかかりそう。

交代出場
FW
20 長沢 駿 5.5(69分IN)
終盤にヘディングの決定機をものにできず。切り札として流れを変える働きはできなかった。

DF
35 初瀬 亮 -(84分IN)
CKキッカーを務め、得意のクロスを上げるシーンもあったが、ゴールを呼び込むことはできなかった。

MF
39 泉澤 仁 -(90+1分IN)
出場時間が短く、プレーにはほとんど関与できないままタイムアップとなった。

監督
長谷川健太 4.5
停滞ムードが続くなかで、2、3枚目の交代が遅く、流れを変えられなかった。攻撃の形がまったく見えないまま終了してしまった。

柏――ゴールに関与した伊東、大谷を高評価。

【チーム採点・寸評】
柏 6
速攻、遅攻も使い分けてゲームを支配。決定機を何度か逸しながらも、守備の隙はほとんどなく一発で勝ちきった。

【柏|採点・寸評】
GK
23 中村航輔 5.5
開始早々に1対1をセーブして流れを引き寄せたが、後半にはクロス対応でパンチングをミスしてCKにするなど、不安定な場面も見られた。

DF
3 ユン・ソギョン 6
オ・ジェソクと対峙した左サイドで一歩も譲らず。高い位置をとって韓国人ライバルを後手に回らせた。

4 中谷進之介 6.5
危険なシーンはほとんどなく、終始安定したプレー。ビルドアップでも落ち着いてリズムを作った

5 中山雄太 6.5
相手FWに前を向かせず、決定的なプレーをほとんどさせなかった。

13 小池龍太 6
攻撃では積極的にゴール前に顔を出すなど、縦横無尽にプレー。クロスの精度を上げてチャンスを演出したかった。

MF
6 小林祐介 6
攻守で可変するシステムで中盤をコントロール。前線の4人を気持ちよくプレーさせた。

7 大谷秀和 7
攻撃時には最終ラインに入ってビルドアップ。相手のミスを逃さずにカウンターにつなげ、ゴールを演出した。

14 伊東純也 7.5
カウンターでの破壊力はさすが。FWの両助っ人が決定力を欠いたなか、値千金のゴールで試合を決めた。

15 キム・ボギョン 6(82分OUT)
相手のアンカーをケアし、効果的なビルドアップをさせなかった。攻撃時はシャドーに入りセカンドボールを確保した。

柏――ゴールが遠かった助っ人たち。

FW
9 クリスティアーノ 6
右に流れ3バックの脇を突いて起点を作るなど見せ場は何度も作ったが、64分の決定機を逃すなど、フィニッシュの精度を欠いた。

20 ハモン・ロペス 5.5
怖さを見せながらもゴールには迫りきれず。初ゴールが遠い今季を象徴する試合に。

交代出場
FW
8 武富孝介 -(82分IN)
時間は短かったが、逃げ切りを図るチームに落ち着きをもたらした。

監督
下平隆宏 6
攻守で変化するシステムがはまっている。戦術がきっちり落とし込まれて、選手が迷いなくプレーしていた。

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