G大阪、掲出物を一部解禁へ。ナチス酷似旗問題後はトラブルなし

ガンバ大阪は7日、今月18日のJ3リーグ第13節グルージャ盛岡戦から、一部の掲出物を許可することを発表した。

G大阪は約2ヶ月の間、全エリアで横断幕や旗、ゲートフラッグといった掲出物を一切禁止していた。4月16日に行われたJ1第7節セレッソ大阪戦でG大阪サポーターが政治的思想を連想させる旗を掲出したためである。

その後、G大阪は問題のフラッグを掲げたサポーターグループの解散届を受理し、グループの全員に対して無期限の入場処分を科した。G大阪はJリーグから処分を受けている。

掲出物禁止を禁止して、J1とJ3合わせて12試合を戦ったG大阪。クラブは「全ての試合において、トラブルなく終えることができました。ご協力いただいたお客様に改めて感謝いたします」と記した上で、「約2ヶ月間の掲出禁止期間においてトラブル無く、皆様にご協力いただいている現状を踏まえ、6/18(日)J3リーグ第13節グルージャ盛岡戦から試験的に掲出物の解除を行っていきます」と発表した。

まだ全面的な解除ではなく、掲出が許可されるのはG大阪がグッズとして販売・配布しているオフィシャルフラッグのみ。オフィシャルフラッグを複数縫い合わせたり、竿の部分を変更したり、フラッグにサインなどがあるものについては禁止としている。

少しずつではあるが、G大阪のスタンドが元の姿に戻りつつあるようだ。

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