ガンバ2位浮上!遠藤 走って“魅せた”ダメ押し弾演出

◇明治安田生命J1第11節 G大阪2―0札幌(2017年5月14日 札幌ド)

遠藤がアウェー・札幌戦の後半44分にダメ押し点を演出した。今季ホーム負けなしだった難敵の心を砕き、チームの2位浮上に貢献した。

「パスコースが2、3カ所あって最善の選択ができたと思う」。ピッチ中央での混戦。こぼれ球を拾うと、最前線のFW長沢が走り出し、MF倉田が右サイドのスペースに動き出した。その中で「(長沢は)ゴールに背を向ける形になりそうだったし、アデが良い感じで走り出していた」と敵陣でフリーになっていたFWアデミウソンの動きを見逃さず。そのアデミウソンのパスからMF泉沢が右足で流し込んだ。

4月30日の横浜戦で19年ぶりに出場機会なし。絶対的な存在でなくなったことを自覚し「長谷川監督が求めるモノとチームコンセプト、自分の生きる武器を整理した」と巻き返しを誓った。ハードワークを基本とする中、チーム3位の走行距離11・492キロは、その“答え”の一つだった。

18歳のU―20代表MF堂安や20歳のMF井手口ら若手が台頭。だが簡単にポジションを明け渡すつもりもない。ベテランが元気なチームは強い。

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