ガンバ大阪DF三浦弦太、初めての古巣・清水戦は「なんか違和感あった」

明治安田生命J1リーグ第10節が5日に行われ、市立吹田サッカースタジアムではガンバ大阪と清水エスパルスが対戦した。試合は1-1で引き分け、G大阪は首位浮上のチャンスを逃した。試合後、G大阪の長谷川健太監督とDF三浦弦太に話を聞いた。

長谷川監督は「前半はなんとか良い形で終わり、チャンスも作れましたが、だんだん向こうもうちの攻撃に慣れてきて、なかなか突破できない時間帯があり、(49分に)先制点を取られたので、また苦しくなった」と、試合を振り返る。そうした中で、56分にMF遠藤保仁を投入したことが打開につながったと話す。

「遠藤を入れたことによって、ゲームが落ち着いた展開になった。すぐ(57分に)同点ゴールが生まれて、その後は自分たちが主導権を握る展開となった」と説明。遠藤をボランチに入れたことで、同点ゴールを決めたMF倉田秋は1列上がることになった。「遠藤を入れるために倉田を前に上げたのか、それとも倉田を前に上げるために遠藤を入れたのか」という質問に対しては「どちらもです」と答えた。

長谷川監督にとって清水は古巣となるが、相手チームの印象について「非常に難しいチーム。選手もタフですし、献身的なプレーをしていました。(守備を)崩すには、なかなか難しいチーム。カウンターもクロスからの攻撃も持っているので、今年J1に上がってきたチームというようには見ていません。非常に力があるチームとして対戦したつもりです」とあくまでも対戦相手の1つとして見ていたようだ。

一方、今季より清水から完全移籍で加入した三浦は、今回が初の古巣戦ということもあり、「なんか違和感はやっぱりありました」と話す。ゴールを決めた清水FWチアゴ・アウベスについては「初めてマッチアップしましたけど、自分のリズム、個で点も取れそうな雰囲気はあった。次に対戦する時はしっかり注意したい」と語った。

そして「やっぱりホームで勝ち点3を取ることは大事だと思う。負けていないですけど、やっぱり勝ち点1と3じゃ全然違う。次からこういう試合も取りこぼさないように、しっかりと全体でも修正していけたらいい」と守備面の改善を誓った。

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