U20のG大阪初瀬、清水戦は代表落選高木の分まで

G大阪のU-20(20歳以下)日本代表DF初瀬亮(19)が、仲間の思いを背負ってピッチに立つ。4日は清水戦(5日、吹田S)に向けて大阪・吹田市内で非公開練習。U-20W杯前最後のリーグ戦を前に初瀬は「注目を浴びると思う。ガンバからは3人(初瀬、市丸、堂安)U-20に入っているし、みんな見ていると思う。U-20W杯につなげるためにも、試合に出られたら集中したい」と意気込んだ。

切磋琢磨(せっさたくま)してきた仲間の気持ちを感じ取れるからこそ、試合にかける思いが強い。ジュニアユース時代から一緒に戦ってきたFW高木が、今回のU-20W杯メンバーから落選。昨年のU-19アジア選手権でも負傷の影響もあってメンバーから外れていた高木を思い「彰人(高木)の夢をつなげる、と言ってアジア選手権を戦っていた。次ももう1度。彰人の分も頑張りたい」。昨季J3のG大阪U-23で仲間だったDF野田やFW一美ら同世代のことも考え「彰人や野田ちゃん、一美に恥じないプレーができれば」とうなずいた。

日本の、そしてG大阪の代表として世界と戦う。U-20W杯メンバーに選出された反響として「んー。銭湯で裸の知らんおっちゃんに『初瀬選手おめでとう』って俺も裸の時に言われたぐらい」とちゃめっ気たっぷり。明るいムードメーカーが周囲の思いを胸に秘め、まず清水戦、その先のU-20W杯でさらに飛躍する。

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