ガンバ大阪、18歳・堂安の2ゴールなどで6発大勝…大宮の未勝利続く/J1リーグ第8節

■J1第8節 G大阪 6-0 大宮

G大阪:井手口(16分)、泉澤(41分)、倉田(54分)、堂安(62分、77分)、三浦(65分)
大宮:なし

明治安田生命J1リーグ第8節が21日に行われ、市立吹田サッカースタジアムではガンバ大阪と大宮アルディージャが対戦した。

今季未勝利の大宮は、FWドラガン・ムルジャが負傷により欠場。GK塩田仁史、MF黒川淳史、MF岩上祐三ら、これまで出場機会に恵まれていなかった選手を先発に起用する。対するG大阪は、MF遠藤保仁やFW長沢駿をベンチに温存。MF泉澤仁や18歳のFW堂安律を先発に起用し、4バックで臨んだ。

1分、大宮守備陣がボールの処理を誤ると、堂安がボールを奪ってシュート。堂安はFW赤崎秀平とポジションが重なるなど、やや連係に難はあるものの、積極的な姿勢で攻撃をけん引する。対する大宮は8分、岩上のロングスローからチャンスメイク。11分には黒川がロングシュートを放ち、存在感を示す。

先制点は16分、G大阪に生まれる。左サイド・泉澤からのパスを受けたフリーのMF井手口陽介がミドルシュートを放ち、ゴールネットを突き刺す。このゴールは、J1通算2万1ゴール目。2万ゴールは、このゴールの2分前、他会場で清水エスパルスFW金子翔太に決められていた。

G大阪は41分、MF藤本淳吾のパスを、フリーの泉澤がペナルティエリア内で受けると落ち着いてシュート。泉澤は古巣を相手に移籍後初ゴールを決め、2-0で前半を終える。

大宮は後半開始とともに、MF茨田陽生と黒川を下げ、MF大山啓輔とMF横谷繁を投入する。しかし、試合の主導権は依然としてG大阪が握り続ける。50分、赤崎がGKをかわしてシュートを放つも、これは大宮DF河本裕之にブロックされる。

54分、藤本のシュートのこぼれ球をMF倉田秋が蹴り込み3点目。62分、堂安がミドルシュートを決めて4点目。このゴールは、堂安にとってJ1初得点となった。さらに65分、井手口のクロスにDF三浦弦太が頭で合わせ、J1初得点。リードを5点に広げる。

77分、大宮DFがGK東口順昭のフィードの処理を誤ると、堂安がボールを奪い、再びゴールを決める。試合は6-0でG大阪が圧勝。前節の大阪ダービーにて不適切なフラッグの掲出があった影響で、横断幕などの掲出を禁止されたG大阪サポーターだったが、チームの大勝にスタジアムは歓喜に包まれた。

大宮は第8節を終えて勝ち点1で最下位。G大阪はリーグ戦3試合ぶりの白星となり、25日に行われるAFCチャンピオンズリーグのアデレード・ユナイテッド戦に向け、はずみの付く内容となった。

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