Ｊ１のＧ大阪は２１日、ホーム、アウェーゲームともに応援のための横断幕や旗、ゲートフラッグなどを使用することを当面の間、禁止すると発表した。Ｊ１リーグ戦はもちろん、ＡＣＬ、ルヴァン杯、天皇杯、Ｊ３リーグ戦を含むすべての公式戦で適用される。

１６日に行われたＣ大阪戦（ヤンマー）で、試合中にＧ大阪サポータが政治的・宗教的思想を連想させる旗を掲出。２０日にはクラブ側が「サポーター・ファンの皆様を始め、多くの皆様に不快な思いをさせたことについて、心よりお詫び申し上げます」と謝罪し、当事者が判明次第、厳正な対処を行うと発表していた。

Ｇ大阪は「政治的・宗教的思想を含む、もしくは連想させるフラッグ等の掲出は、Ｊリーグ共通ルールはもちろん、クラブも一切認めておらず、クラブとしても大変遺憾に思っております」とコメントした。禁止処置の理由は「クラブの管理も不徹底だったこともあり、二度とこのようなことが起こらないようにするため」としている。

最後に「日頃、ルールを遵守して応援して頂いているファン・サポーターの皆様には大変ご迷惑をおかけしますが、どうぞご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします」とアナウンスした。

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