G大阪U-23・宮本監督、開幕から勝ちなしの5連敗 「いろいろとトライはしている」

明治安田J3第5節第1日(15日、G大阪U-23 0-2長野、吹田ス)J3G大阪U-23はホームで長野に0-2で敗れ、開幕から勝ちなしの5連敗となった。今季から指揮をとる宮本恒靖監督(40)もトンネル脱出へ頭を悩ませた。

「いろいろとトライはしている。練習内容もそうですが、選手へのアプローチも含めて。勝てないことで選手が必要以上に萎縮しているところもある。心理的なプレッシャーをとってあげることも必要かと思っています」

この日は注意していたはずの立ち上がりでやられたことが痛恨だった。開始早々の前半1分にいきなり失点。「チームとして少しショックを受けてしまった」と負の流れに拍車がかかってしまった。その後持ち直しの気配を見せたところの同40分にはセットプレーからオウンゴールを献上。後半から2選手を交代するなど積極的に動いたが、ゴールは遠かった。5戦連続無得点のまま試合終了。「ゴールを取る練習に傾きすぎると守備の練習はおろそかになる。構築は難しいところ」。18人の平均年齢18・56歳という若い選手をけん引していく難しさも口にした。

試合後は緊急ミーティングもおこなった。主将のMF森は「選手も、スタッフも、頑張っていない人はいない。みんなが頑張ってる。でも結果が出ていないのは、何かが足りない。そういう話をした」と厳しい表情で振り返った。次は30日、敵地で福島と対戦。チームを落ち着かせる1勝が欲しい。

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