G大阪GK鈴木 東口の穴埋める「人生変えるつもりで戦いたい」

◇ACL1次リーグH組 G大阪―江蘇蘇寧(2017年3月15日 吹田S)

G大阪は15日、アジアチャンピオンズ・リーグ(ACL)第3戦の江蘇蘇寧戦(中国)を迎える。11日のFC東京戦で左頬骨を骨折し、全治1カ月の診断を受けた日本代表GK東口順昭(30)が欠場する中、新鋭GK鈴木椋大(23)がスタメン出場する可能性が高くなった。

「もし出場することになれば、凄いシチュエーションで出番が来るな、と。人生を変えるくらいのつもりで戦いたい」

鈴木は今季、横浜から完全移籍で加入した。昨季は期限付き移籍したJ2東京Vで24試合出場しているとはいえ、J1レベルでは15年のナビスコ杯1試合のみ。G大阪でもここまで出番はなかった。チームはACL1勝1敗で、予選突破へ向けて勝ち点3が必要な正念場。武者震いを隠さなかった。

長谷川監督は鈴木の名こそ明言しなかったものの「ヒガシ(東口)と同じようにはいかないが、全員でカバーして戦いたい。代わりに出る選手が仕事をしてくれると思う」と期待。相手にはチェルシーで活躍した元ブラジル代表MFラミレスやウクライナリーグ得点王のFWアレックス・テイシェイラら強力攻撃陣を擁するものの、チーム一丸で難関を乗り越える。

▼鈴木 椋大(すずき・りょうた)1994年2月10日生まれ、愛知県出身の23歳。横浜ユースから12年にトップチーム昇格。16年はJ2東京Vに期限付き移籍。17年にG大阪へ完全移籍。1メートル91、82キロ。利き足は右。

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