久保建英に負けん!G大阪U23谷が16歳デビュー

<明治安田生命J3:G大阪U-23 0-2 鳥取>◇第1節◇12日◇吹田S

宮本恒靖監督(40)率いるガンバ大阪U-23が黒星スタートした。

ユース所属の高1GK谷晃生(こうせい、16)がJ3歴代2位の16歳3カ月18日でプロデビュー。GKに限れば史上最年少の出場となった。

U-17日本代表としても活躍する谷は「いつも通りプレーできなかったし、あわててしまうことが多かった」と反省しきり。16歳でプロの舞台に立ったが「意識するのはドンナルンマ」と、名門ACミランで16歳8カ月の若さでデビューしたGKの名を挙げ「自分の年で出てもおかしくない。もっともっと堂々とプレーしないといけない」と浮足立つことはなかった。

187センチ、78キロで体格にも恵まれている。本人は「公式は187センチだけど、今は189センチある」とまだまだ成長過程。

宮本監督は「充実したプレーをしているし、スタメンに入っておかしくない。今日も存在感があったが、もっとやってもらわないと。U-17代表からそれ以降の代表にもつながる選手」と期待した。

同世代のFC東京U-23FW久保建英(たけふさ、15)にも負けられない。谷は「友達であり、ライバルである。意識しているし、00ジャパン(00年生まれのU-17代表の愛称)みんなそう。刺激しあってやっている」。高いプロ意識は既に染みついている。トップのGK東口に対しても「追い抜く気持ちでやりたい。『高校生にしてはできているね』と言われるのは嫌」とキッパリ話した。MF井手口や堂安ら成長株に注目される中、また有望な若手が出てきた。

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