ガンバ大阪が3発快勝で2連勝…FC東京は大久保PK失敗で初黒星/J1リーグ第3節

■J1リーグ第3節 G大阪 3-0 FC東京

G大阪:アデミウソン(22分)、倉田秋(52分)OG(85分)

FC東京: なし

明治安田生命J1リーグ第3節が10日に行われ、市立吹田サッカースタジアムではガンバ大阪とFC東京が対戦した。

前節、G大阪は柏レイソルに3-1で勝利を収め、今季初勝利を収めた。今節はホームで初白星を狙う。一方、FC東京は開幕2連勝中。首位に立つためにも、敵地で勝ち点3を確保したい。G大阪は引き続き3バックを採用。DF金正也が先発した。一方、FC東京は前節と同じ11名がスタメンに入った。

開始5分、最初にチャンスを作ったのはG大阪。遠藤保仁の右CKから、長沢駿がヘディングシュートを放ったが、GK林彰洋がなんとか反応して得点を許さない。

スコアが動いたのは22分。遠藤が自陣低い位置から前線左にロングボールを送ると、ペナルティエリア左横でボールを受けたアデミウソンがドリブル突破。相手DFをかわして角度のないところから右足シュート狙うと、ボールは右ポストに当たりながらもゴールに吸い込まれ、G大阪が先制に成功した。アデミウソンは柏戦に続き、2試合連続ゴールとなった。

リードを許したFC東京は、35分に足首を負傷した河野広貴を下げ、中島翔哉を交代で投入した。その後もG大阪のペースで試合は進んだが、追加点が生まれることなく1-0でハーフタイムを迎えた。

後半開始早々、G大阪に追加点が生まれる。52分、左サイドの藤春廣輝がクロスを入れると、FC東京のDFがクリアミス。セカンドボールを拾った倉田秋が強烈なシュートを狙ったが、ボールはポストに当たった。しかし、こぼれ球が丸山祐市に当ってゴールに転がり、G大阪がリードを2点に広げた。

さらに74分、遠藤が中盤でインターセプトすると、このボールがペナルティエリア手前の長沢につながる。長沢が右足でミドルシュートを狙ったが、ここは惜しくも右ポストを直撃。さらなる追加点とはならなかった。

すると79分、FC東京にチャンスが巡ってくる。ペナルティエリア内右で室屋成が今野泰幸に倒されたとして、FC東京にPKが与えられる。キッカーの大久保嘉人がゆっくりとした助走から左下へシュートを狙ったが、ここはGK東口順昭が反応。こぼれ球を再び大久保が押し込もうと試みたが、またしても東口が体を張ってセーブした。

ピンチを凌いだG大阪が追加点。84分、自陣からのスルーパスに抜け出したアデミウソンが右サイドを駆け上がる。中央へ鋭い折り返しを入れると、クリアを試みた橋本拳人が自陣ゴールに押し込む形になってしまい、オウンゴールで3点差に広がった。

その後もFC東京の反撃に対してGK東口が好セーブを連発。3点のリードを守りきり、リーグ戦2連勝を飾った。一方、FC東京は最後まで相手ゴールを割ることができず、今季初黒星を喫した。

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