G大阪が今季初星!期待の長身FW・長沢、ドデカ~い2発で柏撃破

明治安田J1第2節最終日(5日、柏1-3G大阪、柏)G大阪は敵地で柏に3-1で勝利し、今季リーグ戦初白星。柏では2011年以降勝ちがなく3連敗中だったが、鬼門突破に成功した。FW長沢駿(28)が2得点の活躍で、視察した日本代表バヒド・ハリルホジッチ監督(64)に猛アピール。身長1メートル92。期待の長身ストライカーは、ここにいまっせ!

4日前の済州(韓国)戦ではホームで1-4と完敗し、5年も勝ちがなかった柏での一戦。そんな負の流れを、1メートル92の長身ストライカーが振り払った。FW長沢が2得点でチームを救った。

「ここで勝てていないのは聞いていた。前の試合で悔しい思いもした。そういうなかで結果が出たのは、すごくでかいと思います」

まずは開始早々の前半7分、左サイドを抜け出したDF藤春のクロスを頭でたたき込んで先制。さらに追いつかれた後の後半16分、今度は右後方からMF初瀬のクロスに左足で合わせて勝ち越し点を奪った。ともに相手DFの前に入り込んでのシュート。「相手と駆け引きができていた」とオフ・ザ・ボールの動きに手応え十分。技ありのゴールだった。

この日は日本代表のハリルホジッチ監督が視察していた。今の日本代表に足りない“高さ”を加えられる素材に「センタリングに対してパワーを出せる、楽しみな選手。トレーニングを続けて得点を重ねてほしい」と期待をかけた。

24日の敵地・UAE戦は最終予選の行方を左右する運命の一戦。救世主になり得る候補は1人でも多く必要だ。しかし、本人は昨年もリストに名前が挙がりながら選出されなかっただけに「入ってから考えたい。とにかく今はチームで勝ちたい」と冷静。目の前の一戦に集中していく。

2011年以来のアウェー柏戦の勝利で、鬼門突破に成功。アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)と合わせた連戦が続いたが、次戦は中5日と余裕がある。3バックの新システムでも手応えを得て、ストライカーが躍動。ガンバが大きな1勝をつかんだ。

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