長沢のヘディング弾で先制、今野が追加点! G大阪が昨季豪州王者アデレードを圧倒、2-0で後半へ

遠藤を中盤の底に配置し、井手口と今野がサポートする布陣に

 ガンバ大阪は22日、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)グループステージ、アデレード(オーストラリア)戦に臨んだ。体格に勝る相手にも臆さず、FW長沢駿のヘディングシュートで先制するなど2-0で前半を折り返した。

昨季オーストラリア王者のアデレードは、2008年にG大阪がACL制覇した際に決勝で勝利したクラブ。その因縁の相手に対してG大阪は、9年前の勝利の味を知るMF遠藤保仁がキャプテンマークを巻いて中盤の底へ。進境著しいMF井手口陽介、そして百戦錬磨のMF今野泰幸らが遠藤をサポートする布陣。またトップ下にはACL優勝メンバーで今季から10番を背負うMF倉田秋が入る布陣でキックオフを迎えた。

G大阪はアウェーながら立ち上がりから倉田、DF藤春廣輝がシュートに行くなど果敢な姿勢を見せた。同18分には右サイドでの今野とのコンビネーションから倉田、立て続けに今野が鋭いミドルシュートを放ってゴールを脅かした。すると同21分、右サイドのDFオ・ジェソクのクロスに、長身FW長沢駿が相手マーカーの頭を一つ抜ける打点の高いヘディングで合わせる。この一撃がゴールネットに突き刺さり、G大阪が1-0と先制に成功した。

先制後はアデレードの攻勢を受ける場面もあったが、GK東口順昭の好セーブなどもあって無失点で凌ぐと、前半アディショナルタイムにカウンターから最後は今野が痛烈なダイレクトシュートを叩き込んで2-0に。最高の形でハーフタイムを迎えた。

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