G大阪長谷川監督、ACL本戦決め「ホッとした」

<ACLプレーオフ:G大阪3-0ジョホール・ダルル・タクジム>◇7日◇吹田S

3大会連続で本大会出場を決めたG大阪の長谷川健太監督(51)は会見で「ホッとした」と本音を漏らした。

例年より1カ月近く早く公式戦を迎え、急ピッチで仕上げてきた。同監督は「メンバーにはかなりの負担をかけた。非常に難しいスケジュールで、1つの挑戦だった。だが、この試合の重要性、負けたら(ACLに)出られない。選手はオフ期間の間も体を動かしてきてくれた。それがなければ、今日の試合で勝利することはできなかった」と明かした。

今季は大きな補強は実現せず、昨季と同じ既存の戦力が中心だ。それでも、横浜からDFファビオ(27)と清水からDF三浦弦太(21)を獲得し、センターバックの新戦力2人を先発起用した。その2人が相手を完封し、後半25分には三浦が移籍後初ゴールとなる3点目を頭で決めてみせた。

長谷川監督は「(昨季とは違う)新しい色が出た。三浦の広角の長いボール、ファビオのバイタルエリアを突くボール。いい攻撃のスイッチが、センターバックから出るようになった」と褒めた。

22日のACL初戦は、敵地でアデレード(オーストラリア)と対戦する。昨季は2分け4敗の未勝利で、まさかの1次リーグ敗退。同監督は「一昨年はベスト4だったが、昨年は1勝もできずに地獄を味わった。あの経験を生かしてACLに臨みたい」とリベンジを誓った。

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