【試合後の一問一答】G大阪・長谷川監督「昨年は1勝もできず、地獄を味わった…経験をいかしたい」/ACL

アジア・チャンピオンズリーグ・プレーオフ(7日、G大阪3-0ジョホール・ダルル・タクジム、吹田)J1で昨季4位のG大阪はマレーシア王者のジョホール・ダルル・タクジム(JDT)と対戦し、FWアデミウソン(23)のゴールなどで3-0と快勝。ACL本戦への出場を決めた。G大阪は22日に開幕する1次リーグでアデレード(豪州)、済州(韓国)、江蘇(中国)と同じH組に入った。

G大阪・長谷川監督「まず本戦出場が決まって、ホッとしています。なかなか対戦したことがないチームで、お互いやりにくさもあったが、徐々にペースをつかんで、先制点を獲ることができて、前半で2点獲れたのがよかったんじゃないかなと思います。ミスもあったが、切り替えが早く、この時期にしてはアグレッシブに戦ってくれた。最後まで集中力を切らさずに戦ってくれた。ただ、細かいミスもあったので、トレーニングをして、本戦まで2週間の間に底上げをしていきたい」

--センターバック2人が加わった。その評価を

「連携面で危ない場面もあるかと思ったが、落ち着いてプレーしてくれた。もちろん、相手の攻撃で波状攻撃とかが少なかったこともあったので、無難に彼らもプレーしたと思うんですが、フィードの部分で、ファビオや(三浦)弦太が色を出してくれた。いい攻撃のスイッチが出て、昨年はそこが少なかったところで、よかった。三浦の広角の長いボールとか、ファビオのバイタルにつけるボールとかで、彼らのよさが出ていたと思う。セットプレーで三浦がああいう形で(3点目を)獲ってくれたのもよかったとは思いました」

--この時期の試合は難しさもあったと思うが?

「フィジカルコーチがきっちりスケジュールを組んでくれた。メンバーは決め打ちで、ベンチメンバーにはトレーニングで負担をかけた。これからは、2週間でしっかりチーム内の競争も入れてやっていきたい。これは1つの挑戦でしたけど、そこは選手も理解して、この試合の重要性をわかって、体をしっかり動かしてきてくれた。それがこの結果につながった」

--ACLに向けてのポイントは?

「まず、しっかりしたチーム作りしていかないと、レベルもあがっているので、戦いの準備をしていく。その中でJのチームが圧倒することは不可能だと思っている。厳しい戦いが始まる覚悟をもってやらないといけない。一昨年はベスト4までいったが、昨年は1勝もできず、地獄を味わったわけで、そういう経験をいかして臨んでいきたいと思います」

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