G大阪、新シーズンのスローガンは“勝”…長谷川監督「目標はタイトル」

ガンバ大阪が15日、記者会見を行い2017シーズンの新体制を発表した。

2016シーズン、明治安田生命J1リーグで年間4位となり、4季ぶりに無冠で1年を追えたG大阪。長谷川監督のもとで3シーズンぶりの優勝を目指す今季は「勝」の1文字をスローガンとし、昨季無冠の無念を“勝つ”ことで晴らすことが目標。会見では、新ユニフォームの発表や新スポンサーの紹介も行われた。

長谷川監督は「このチームの目標はタイトルをとることしか無いと思っています」と力強く宣言し、「毎年スタートダッシュが悪いので、いかに春先しっかりと勝つことができるかどうか」をキーポイントに挙げた。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)ではプレーオフからの参戦となるが、「今シーズンこそはACLのタイトルを目指して、チーム一丸となって戦っていきたいと思っております」と、アジア王者を目標にすることを明かしている。

今季のチームづくりに関しては、「ヤット中心に試合が進む。チームの中心として1年間プレーしてほしい。若い選手も加入してきたので、しっかりと遠藤のプレーでチームを1つにまとめてもらいたい」と、MF遠藤保仁を軸とするチームづくりを継続していくと宣言した。

また補強については「FWについては、チームが動いてくれている」と、新戦力の獲得を示唆。大宮アルディージャから加入したMF泉澤仁に関しては「個のスペシャルな部分を持った選手。チームとして打開できない時に、個の力で局面を打開する選手が加入してくれたことは、今までガンバにいなかったタイプなので大きな期待を寄せています」と信頼を語っている。

また、ガンバ大阪U-23の指揮を執る宮本恒靖監督も、「トップチームにつなげていくということが最大の目的なので、彼らの力を最大限に伸ばしていきたい。選手たちには、しっかりとした目的意識やモチベーション、そして野心を持って望んでもらいたいと考えています」と方針を述べた。

ガンバ大阪は2月7日にACLのプレーオフでバンコク・ユナイテッド(タイ)とジョホール・ダルル・タクジム(マレーシア)の勝者と戦う。明治安田生命J1リーグの開幕戦では同26日にヴァンフォーレ甲府と対戦する予定だ。

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