Ｊ１のＧ大阪が１５日、大阪府吹田市内で始動した。新体制発表会見に先立ち、結団式と伊射奈岐神社（吹田市）での必勝祈願も行われた。

今季から背番号１０を背負うことが決まったＭＦ倉田秋（２８）は自らエースナンバーを志願したことを明かし、「先頭に立ってやりたい気持ち、自覚が出てきた」と今季に懸ける決意をみなぎらせた。

Ｇ大阪の背番号１０は元日本代表ＭＦ二川孝広（３６）＝現東京Ｖ＝が０３年から１４年間にわたってつけてきた。倉田は「フタ（二川）さんは天才なので同じプレーはできないが、決定的な仕事をしてチームが厳しい時に頼れる存在になりたい」と、自分なりの１０番像を思い描き、無冠に終わった昨季を振り返り「去年の悔しい思いがまとまれば負けないチームになる」とタイトル奪還に誓いを立てた。

チームは１６～２４日まで沖縄キャンプを行い、２月７日のアジア・チャンピオンズリーグ・プレーオフでバンコク・ユナイテッド（タイ）－ジョホール・ダルル・タクジム（マレーシア）の勝者とホームで対戦する。

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