鳥取、FWフェルナンジーニョが退団…G大阪や清水でもプレーした36歳

ガイナーレ鳥取は13日、FWフェルナンジーニョがフェホヴィアリア(ブラジル)に移籍すると発表した。

フェルナンジーニョは1981年生まれの36歳。2004年に来日し、ガンバ大阪に加入した同選手は、初年度からJ1リーグ戦で10得点を挙げる活躍を見せた。翌2005年はリーグ戦全試合に出場し、G大阪のJ1初優勝に大きく貢献。Jリーグベストイレブンにも選出された。その後、清水エスパルスやベガルタ仙台、ヴァンフォーレ甲府などのJクラブとブラジルのクラブでのプレーを繰り返し、2014年6月より鳥取に在籍していた。昨季の成績はJ3で26試合出場7得点。通算では、J1で184試合出場47得点、J2で17試合出場1得点、J3で55試合出場19得点の成績を残している。

およそ2年半プレーした鳥取を退団するにあたって、同選手はクラブ公式HPにコメントを発表した。

「何よりまず、ガイナーレ鳥取というクラブに感謝をお伝えしたいです。鳥取で過ごした2年半は、選手として素晴らしい時でした。それだけでなく、家族にとっても忘れられない時間となりました。息子の生まれた土地となった鳥取県は、私達にとって永遠に特別以上の場所です。サポーターの皆さんにも感謝をお伝えします。どんな時も愛情と敬意を持って私に接してくださいました。サッカーが素晴らしいスポーツであり続けるのは皆さんのようなサポーターのお陰です。ガイナーレというクラブのこと、そして鳥取という街のことを、私も家族もずっと心に携えて生きていくでしょう」

「この度ブラジルのクラブと新たに契約をしたことで、多くの友人達を悲しい気持ちにさせてしまったことを申し訳なく思います。実を言うと、移籍先であるフェホヴィアリアは、私がプロ選手としてのキャリアをスタートしたクラブです。初のプロ契約や初ゴールの思い出のある、ガイナーレと同じく私にとって特別なクラブです。それは同時に、ブラジルにいる私の家族や兄弟、友人達にも自分がプレーする姿を見てもらえるということであり、その意味でこの機会を非常に喜ばしく感じています。サポーターの皆さんも、私が幸せであるということ、そして本当の意味でのホームに帰ったのだということを喜んでくださるものと信じています。皆さんのご理解に感謝します」

「しかしながら、サッカーの世界では何が起こるか分かりません。クラブや関係者、そしてサポーターの皆さんが望んでくださるのでしたら、再びガイナーレでお会いできる日も来るかもしれません。また私は現役引退後もサッカー人として生きていくつもりですので、指導者あるいはスタッフとして再会の機会が巡ってくるかもしれません。いずれにせよ、いつもガイナーレ鳥取の成功を強く願い、2017シーズンでのJ2昇格を心から祈っています。クラブの皆様、全てのサポーターや友人達に心からのハグを。Muito obrigado.ありがとうございました」

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