G大阪夢散…史上初3連覇ならず 国内3冠で3季ぶり無冠決定

「サッカー・天皇杯・準々決勝、横浜M2-1G大阪」(24日、味の素スタジアム)

準々決勝4試合が行われ、J1覇者の鹿島のほか川崎、横浜M、大宮が勝ち進んだ。横浜Mに敗れたG大阪は3連覇を逃した。

劇的な一撃に、史上初となる3連覇の夢が散った。G大阪は1-1で迎えた後半51分、MF天野に決勝点を決められた。準々決勝敗退に終わり、ルヴァン杯準優勝、リーグ戦は年間勝ち点4位で、国内3冠で3季ぶりの無冠が決まった。来年元日の決勝はホーム吹田スタジアムで行われるだけに、長谷川監督は「悔しい思い。期待に応えられず申し訳ない」と唇をかんだ。

相手の15本を上回る19本のシュートを放ちながらも1得点。MF遠藤をアンカーに下げた後半は多くの好機を作り出した。同29分にはFWアデミウソンが至近距離からフリーでシュートを放つが、枠を捉えることすらできず。日本代表MF井手口は「ゴール前の質が足りなかった」と決定力不足を嘆いた。

来季は清水からDF三浦、横浜Mからファビオを獲得することが決定的。MF大森が神戸、DF岩下は福岡への流出が濃厚など、チーム編成も変化する。主将のMF遠藤は「悔しさが残る。結果を真摯(しんし)に受け止めて、来季は巻き返したい」と出直しを誓った。

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