【天皇杯】3連覇を狙ったG大阪が準々決勝で敗退。横浜・天野の左足に沈む

勝った横浜は、29日の準決勝で鹿島と対戦。

[天皇杯・準々決勝]横浜2-1G大阪/12月24日/日産ス

天皇杯の準々決勝が24日、各地で行なわれた。日産スタジアムでの横浜対G大阪は、2-1で横浜が勝った。

先制したのは横浜だった。64分、ペナルティエリア内でボールを持った齋藤が、相手DFのファウルを誘ってPKを獲得。これを自ら沈めた。横浜はその後、カウンターを軸に2点目を狙った。

しかし、67分にG大阪が長沢と大森という攻撃的な2選手を投入すると次第にペースはG大阪へと移っていく。そして87分、CKのこぼれ球に反応した今野が決めて1-1に追いついた。

このまま1-1で90分を終えるのか。そう思われていた終了間際にドラマは待っていた。主役になったのは、横浜の天野だ。

アディショナルタイムの90+6分。前田からの横パスを受けると、ペナルティエリア外から左足を一閃。豪快なミドルを突き刺し、準決勝進出を手繰り寄せる決勝点を挙げた。

「思い切って振り抜こうと思いました。キックのフィーリングは合っていました」。そう語った天野は、68分にもミドルでネットを揺らしていたが、これはシュートコース付近にいたマルティノスが関与したとみなされてオフサイドの判定に。会心のゴールが取り消されてただけに、“二度目の正直”に笑顔を見せた。

天皇杯3連覇を狙ったG大阪は、準々決勝で敗退。勝った横浜は、29日の準決勝でJリーグチャンピオンの鹿島と戦う。

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