【J1展望】川崎×G大阪|怪我人続出で非常事態の川崎。G大阪は遠藤の101点目に期待

川崎――小林が負傷で約4週間の離脱。

J1リーグ・2ndステージ17節
川崎フロンターレ–ガンバ大阪
11月3日(水)/13:30/等々力陸上競技場

川崎フロンターレ
2ndステージ成績(16節終了時):2位 勝点34 11勝1分4敗 33得点・21失点
年間成績(34試合終了時):2位 勝点72 22勝6分5敗 66得点・36失点

【最新チーム事情】
・小林の怪我が全治4週間と発表。復帰時期がCS決勝・第1戦の前のタイミングになるためチームメイトに期待を掛けていた。
・骨折再発の奈良は脱着式ギブスにしてもらったとのことで、通常の移動時にはギブスを外し松葉杖なしで歩いている。
・U-19アジア王者として帰還した三好が先発出場へ。板倉もAチームで試される。

【担当記者の視点】
すでにチャンピオンシップ出場が決まっている川崎にとって、狙うは年間順位1位だ。勝点1差の首位・浦和を差し切るためにも、今節は是が非でも勝利がほしい。

とはいえ、台所事情は芳しくない。GKチョン・ソンリョン、MF大島が離脱中で、前節の鹿島戦で小林も負傷。エドゥアルドも欠場の見込みだ。多くのレギュラーメンバーを欠く現状は、非常事態と言ってもいいだろう。

幸いなのは、GK新井が好調を維持していることか。前節の鹿島戦でもビッグプレーを連発し、1-0の勝利に貢献している。今節のG大阪戦も、このGKを中心とした守備で無失点をキープし、勝機を見出したい。

G大阪――アデミウソンのCF起用は確実。

J1リーグ・2ndステージ17節
川崎フロンターレ–ガンバ大阪
11月3日(水)/13:30/等々力陸上競技場

G大阪
2ndステージ成績(16節終了時):6位 勝点28 7勝7分2敗 31得点・18失点
年間成績(33試合終了時):5位 勝点55 16勝7分10敗 50得点・40失点

【最新チーム事情】
●ACL出場権獲得の可能性がある「4位」確保を目指す。
●U-19日本代表の堂安、市丸、初瀬の3人はメンバー外濃厚。
●遠藤がMFでのJ1最多得点記録を狙う。

【担当記者の視点】
リーグと天皇杯優勝チームが同じだった場合、ACL出場権がリーグ4位チームに与えられる。“棚ぼた”ではあるが、その権利を得られるか、得られないかではモチベーションにも大きな「差」が出そうだ。第1ステージは0-1で敗れており、なにがなんでも川崎を叩いて、シーズンを終えたい。

長沢の負傷により、アデミウソンのCF起用は確実。CBの先発は、前節復帰した岩下か、丹羽なのか注目される。

また前節の新潟戦で、遠藤がJ1通算100ゴールを達成。MFとして藤田俊哉(元磐田、名古屋など)を超える、「101」点目が期待される。

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