G大阪2年連続準Vで10冠お預け…アデミウソン50m独走弾も空砲

◇YBCルヴァン杯決勝 G大阪1―1(PK4―5)浦和(2016年10月15日 埼玉)

G大阪はPK戦で涙をのみ、2014年以来2年ぶり3度目の頂点を逃した。今大会を制すれば2008年のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)も含めて通算10冠達成だったが、昨季に続き2年連続準優勝。1日のリーグ戦で第2ステージ制覇が絶望的となる0―4の大敗を喫した相手へのリベンジはならなかった。

前半17分、FWアデミウソンがルヴァン杯の歴史に刻まれるであろう鮮やかな独走ゴールを決めて先手を取った。自陣でボールを奪うと約50メートルをドリブルで突破し、最後は浦和GK西川との1対1を制して先制ゴール。しかしその後は攻撃に迫力を欠き、後半31分にはセットプレーから失点。日本代表GK対決となったPK戦では4人目のルーキー呉屋のキックが西川の右足に阻まれ、今年最初のタイトルは消えた。

延長後半終了間際には、ポストに当たってゴールラインぎりぎりでクリアされたものの惜しいシュートも放った呉屋。表彰式では歓喜の浦和イレブンを顔を上げてまっすぐな視線で見つめていた。

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