G大阪のMF井手口、ルヴァン杯のニューヒーロー賞に選出。「まさか自分が」

Jリーグは12日、2016年シーズンにおけるYBCルヴァンカップのニューヒーロー賞がガンバ大阪のMF井手口陽介に決まったと発表した。

同賞は23歳以下の選手を対象に、グループステージから準決勝までの各試合会場における報道関係者の投票をもとに選考委員会によって選出される。G大阪からの受賞は宇佐美貴史(現・アウグスブルグ)以来3人目となる。

直近の投票途中集計では、アデミウソン(G大阪)、関根貴大(浦和レッズ)、室屋成、中島翔哉(ともにFC東京)らが候補となっていた。

井手口が選出された理由を、Jリーグは「ノックアウトステージ以降の全4試合に出場し、決勝進出チームの主力として存在感を発揮。メディア投票1位での選出となった。準決勝第2戦では遠藤保仁選手のゴールの起点となるボール奪取で決勝進出に貢献。井手口選手がボランチとして固定されていることで、遠藤選手が前線でプレーできるなどチーム編成にも大きく貢献している」と説明。

リーグ戦でも5試合連続でフル出場し、チームの大黒柱である遠藤とボランチコンビを組むなど存在感を発揮していることが評価されたようだ。

20歳の井手口は今夏のリオ五輪メンバーにも選出されており、コロンビア戦とスウェーデン戦にも出場している。

受賞にあたり、井手口は「まさか自分がニューヒーロー賞を獲得できると思っていなかった」と驚きの言葉を述べつつも、「素直にうれしいです」と喜びの声を語った。

「過去に受賞した偉大な先輩方の中に自分の名前が入るという実感がまだ湧きませんが、これに満足せずこれからも成長した姿を見せていきたいです」

G大阪は15日に行われる決勝戦で、浦和との対戦が決まっている。

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