ルヴァン杯決勝は「G大阪対浦和」に決定! 同杯の頂上決戦では初の顔合わせに

浦和は3年ぶり6回目、G大阪は3年連続5回目の決勝へ

 Jリーグ・ルヴァン杯は9日、準決勝第2戦の2試合が行われ、浦和レッズが3年ぶり6回目、ガンバ大阪が3年連続5回目の決勝進出を果たした。両者がリーグカップ決勝の舞台で激突するのは、史上初めてのことになる。

敵地での第1戦でFC東京に2-1と勝利を収めていた浦和は、ホームでの第2戦でも序盤からペースを握る。前半24分にFW興梠慎三が先制点を奪うと、同38分に再び興梠がゴール。前半を2-0で折り返して決勝進出をほぼ確実なものとすると、興梠は後半8分にもPKを決めて、公式戦で自身初のハットトリックを達成。その後FC東京が1点を返したものの、浦和が2戦合計5-2と圧倒して、3年ぶり6回目の決勝進出を果たした。

準決勝のもう1試合、横浜F・マリノスとG大阪の第2戦は、後半11分にホームの横浜FMがFW伊藤翔のゴールで先制。0-0の第1戦から通じて初めてスコアを動かし、決勝進出に向けて一歩前進した。だが、G大阪は同18分にMF遠藤保仁が貴重な同点弾をマーク。試合はこのまま1-1で終了したが、アウェーゴールを奪ったG大阪が3年連続で決勝の舞台に辿り着いた。

これまで多くのタイトルを獲得し、昨季はチャンピオンシップ準決勝で対戦するなど激闘を繰り広げてきた両者だが、リーグカップ決勝の舞台で顔を合わせるのは今回が初めてのこと。浦和は2003年以来2度目、G大阪は14年以来3度目の優勝を目指し、10月15日に埼玉スタジアムで行われる決勝で激突する。

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