【G大阪】MF遠藤…右足太もも打撲、次戦欠場も、「週明けの状態を見て考えたい」長谷川監督

G大阪の元日本代表MF遠藤保仁(36)が、次戦の25日・F東京戦(吹田S)を欠場する可能性が出てきた。17日の名古屋戦で右足太もも打撲を負い、前半42分で交代。一夜明けたこの日は大阪府吹田市内のクラブハウスで治療したが痛みは引かず「2、3日は様子をみないと。ダメなら1試合飛ばす」と遠藤。 長谷川健太監督(50)は「週明けの状態を見て考えたい。無理はさせられない年齢なので」と大黒柱の状況を懸念した。

一方で名古屋戦ではボランチで先発出場したリオ五輪代表MF井手口陽介(20)がJ1初ゴールを含む1得点1アシストと活躍。遠藤が負傷交代後は、負傷 明けでベンチスタートとなっていた元日本代表MF今野泰幸(33)とのコンビを組み、勝利に貢献した。長谷川監督は井手口の活躍を評価する一方で「ほっと している時間はない。もっと高みを目指して欲しい」と期待。井手口の成長で遠藤、今野と3者3様のボランチが2つのポジションを争う状況に「ボランチの層は厚みが出てきた」と手応えを感じ取っていた。

また、同じく名古屋戦で頭を打って途中交代した韓国代表DFオ・ジェソクは脳しんとうと診断され、Jリーグの段階的プログラムに沿って復帰を目指すた め、次戦の欠場が濃厚に。第2ステージで2位に浮上し、首位・浦和を勝ち点2差で追う状況の中で負傷者が出たが、指揮官は「ここからが勝負」と総力戦で優 勝争いを戦う覚悟を示していた。

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